iPhone 15 ProとPixel 8で迷ってる人は『10月4日』を待つべき理由。Tensor G3が大化けの予想

Tensor G3によりカメラはPixel、ゲームはiPhoneの構図が破壊される可能性

Googleは、2023年10月4日に『Made by Google』を開催。同イベントでは最新スマートフォン『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』が登場する見込みです。

信用度の高いメディアANDROID AUTHORITYは、同端末が搭載予定の『Tensor G3(コードネームはzuma)』の構成につき、下記の通りまとめています。

CPU

Tensor G3 (zuma) Tensor G2 (gs201) Tensor (gs101)
Big cores 1x Cortex-X3 @ 3.0GHz 2x Cortex-X1 @ 2.85GHz 2x Cortex-X1 @ 2.8GHz
Mid cores 4x Cortex-A715 @ 2.45GHz 2x Cortex-A78 @ 2.3GHz 2x Cortex-A76 @ 2.25GHz
Little cores 4x Cortex-A510 @ 2.15GHz 4x Cortex-A55 @ 1.8GHz 4x Cortex-A55 @ 1.8GHz

GPU

Tensor G3 (zuma) Tensor G2 (gs201) Tensor (gs101)
GPU Core Model Immortalis-G715 Mali-G710 Mali-G78
Core Count 10 7 20
Frequency (shaders) 890MHz 848MHz 848MHz
あわせて読みたい
Androidユーザー歓喜!Google Pixel Watch 2日本発売確定。『Soc』『電池容量』『価格』に注目 『Wear OS』を採用し、『FeliCa ICチップ』を搭載するGoogleのスマートウォッチ『Pixel Watch』。2023年7月28日には『iD』『QUICPay』といった決済サービスに対応。Andr...

また、9to5Googleによると、Tensor G3の製造は前モデルから継続してSamsungが担当。プロセスサイズはTensor G2の5nmから『4nm』に微細化される見込み。

4nmプロセスについては、歩留まり(良品)率に懸念のあるSamsung。しかしDGB Financial Group系列のHi Investment & Securitiesは、2023年時点でSamsung(4nm)の歩留まり率が実用レベルの『75%』まで改善されたと報道。

Tensor G3にはGoogleとSamsung2社の命運がかかっているので、品質管理に関してはこれまで以上にシビアになっていると予想。そういったことを考慮すれば、歩留まり率の改善は想定内と言えるでしょう。

お得にSoftbank回線を使える格安プラン&格安SIM
created by Rinker

歩留まり率に加え、性能も大幅に向上するとみられる『Tensor G3』。Tensor G2は、ビッグコアに初代Tensorと同じ『Cortex-X1』を採用。それがTensor G3ではSnapdragon 8 Gen 2と同じ『Cortex-X3』にアップグレード予定。

ミドルコアはクロック周波数2.4GHzの『Cortex-A715』を4つ搭載。Snapdragon 8 Gen 2は『Cortex-A715(2.8GHz)』2つ、『Cortex-A710(2.4GHz)』2つといった構成。

Cortex-A715はCortex-A710から電力効率を『20%』向上させた後継モデルなので、Tensor G3が持つミドルコアの効率性は、Snapdragon 8 Gen 2を上回る可能性が高いということです。

リトルコアは、クロック周波数2.15GHzの『Cortex-A510』を4つ採用。Snapdragon 8 Gen 2もCortex-A510ですが、クロック周波数は2GHz。リトルコアの処理能力も、Tensor G3が上回りそう。

記事が見つかりませんでした。

ちなみに2.15GHzというクロック周波数は、エントリークラスのメインコアに相当。効率性に優れるリトルコアを活用することで、電池持ちや発熱が改善されます。

3Dゲームプレイ環境に大きな影響を与える『GPU』にも注目。Arm社の『Immortalis-G715』は、最上位モデルMali-G715から性能と電力効率を『15%』向上させたハイエンド向けのGPU。

GPU

Armより

iPhone 15 ProiPhone 15 Pro Maxが搭載している『A17 Pro』は、Apple社のSocとしてハードウェアベースのレイトレーシング(光線を追跡してより現実に近い光の屈折や反射を実現する技術)に初対応。Immortalis-G715もArm社ではじめて同技術をサポートしています。

Tensor G2は『ミドルクラス上位』程度の性能なので、最上位のPixel 7 Proですら原神(グラフィク最高、60FPS)を高フレームレートで長時間プレイするのは不可能でした。

Pixelシリーズのストロングポイントは『カメラ性能』の高さ。よって『ハイエンドの深追い』はしないだろうと個人的には予想していたのですが、『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』は『バリバリゲームが遊べるハイエンドモデル』に生まれ変わりそう。

あわせて読みたい
Pixel 7aやPixel 7 Proのロック解除を顔・指紋認証以外で『爆速化』する方法。マスク&ガラスフィルムOK 有機ELディスプレイを採用するスマートフォンは、指紋認証センサーを『画面内』に搭載している場合があります。Googleの『Pixel 7a』『Pixel 7』『Pixel 7 Pro』もそれ...
Pixel 8、Pixel 8 Pro

Googleより

これまでは『3DゲームをするならiPhone』『写真を撮るならPixel』でしたが、『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』の登場によりその『通説』が破壊される予感。

あわせて読みたい
【呆然】Pixel 7a、Pixel 7 Pro、iPhone(USB2.0)でデータ転送速度を比較したらエグい結果に ユーザー待望の『USB-C化』を果たしたiPhone 15、iPhone 15 Proシリーズ。せっかくコネクタは汎用的なものとなったのに、下位モデル『iPhone 15』『iPhone 15 Plus』のU...

現時点で『iPhone 15 Pro』『iPhone 15 Pro Max』『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』どれを買うか迷っている人は、『Made by Google』を待ちましょう。2023年10月4日に全てが明らかになります。

Pixel 7、Pixel 7 Proの主要スペック

Pixel 7 Pixel 7 Pro
Soc Google Tensor G2 Google Tensor G2
容量
  • 8GB:128GB
  • 8GB:256GB
  • 12GB/128GB
  • 12GB/256GB
  • 12GB/512GB
電池 4,355mAh(有線充電:最大21W 無線充電:最大20W) 5,000mAh(有線充電:最大23W 無線充電:最大20W)
重量 197g 212g
画面
  • サイズ:6.3インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:90Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比較:1,000,000:1
  • ピーク輝度:1,400nit
  • 素材:Corning® Gorilla® Glass Victus™
  • 常時表示:対応
  • サイズ:6.7インチ
  • タイプ:有機EL(LTPO)
  • 解像度:QHD+
  • 最大リフレッシュレート:120Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比較:1,000,000:1
  • ピーク輝度:1,500nit
  • 素材:Corning® Gorilla® Glass Victus™
  • 常時表示:対応
カメラ メイン(広角)カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.85
  • 視野:82度
  • 画素サイズ:1.2µm
  • イメージセンサーサイズ:1/1.31 インチ
  • 手ブレ補正:光学式、電子式
  • 超解像ズーム:8倍

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • 画角:水平114度
  • F値:2.2
  • 画素サイズ:1.25µm
  • レンズ補正:対応

フロントカメラ

  • 解像度:1,080万画素
  • F値:2.2
  • 視野:92.8
  • ピクセル幅:1.22µm
メイン(広角)カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.85
  • 視野:82度
  • 画素サイズ:1.2µm
  • イメージセンサーサイズ:1/1.31 インチ
  • 手ブレ補正:光学式、電子式

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • 画角:水平125度
  • F値:2.2
  • 画素サイズ:1.25µm
  • レンズ補正:対応

望遠カメラ

  • 解像度:4,800万画素
  • F値:3.5
  • 画素サイズ:0.7µm
  • 倍率:光学5倍
  • 超解像ズーム:30倍
    手ブレ補正:光学式、電子式

フロントカメラ

  • 解像度:1,080万画素
  • F値:2.2
  • 視野:92.8
  • ピクセル幅:1.22µm
オーディオ
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
防水防塵 IP68 IP68
Bluetooth 5.2 5.2
Wi-Fi Wi-Fi 6(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz、HE160、MIMO Wi-Fi 6(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz、HE160、MIMO
おサイフケータイ 対応 対応
SIM  nano SIM+eSIM nano SIM+eSIM

Google Pixel 7にお勧めなSIM

  • 5G Sub-6: 対応バンド  n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 75 / 76 / 77 / 78
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)、Band n257(◎)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n257(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n257(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n257(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

Google Pixel 7 Proにお勧めなSIM

  • 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
  • 5G mmWave: 対応バンド n257 / n258 / n260 / n261
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)、Band n257(◎)

docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n257(◎)

Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n257(◎)

au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n257(◎)

楽天回線が使えるお勧め格安SIM

Googleに関連する記事

一覧はコチラから

あわせて読みたい
5月もお得なIIJmio!Redmi 12 5Gが4千円台に値下げ。moto g24は110円~!かけ放題も割引に 格安SIMのIIJmioは、2023年6月3日(月)まで『シェアNo.1記念キャンペーン』『スマホ大特価セール』『大容量プランキャンペーン』など複数のキャンペーンを実施中。 キ...
あわせて読みたい
mineoで『マイピタ(デュアル)20GB(パケット放題Plus無料)』が最大6ヶ月間『990円』に!パスケットは... 関西電力グループのオプテージは、『mineoサービス発表会 2024』の中で『平日お昼の通信品質を約5倍改善(2023年1月比較)』『ファンとくのアップデート(2024年2月28日...
あわせて読みたい
ゴールデンウィークは楽天モバイルで『稼ぐ』チャンスだ! ゴールデウィークと言えば『実家帰省』。実家帰省と言えば『近所の親戚が一堂に会する』といったところが多いのでは。もしそういった場があるのなら、楽天モバイルユー...
  • URLをコピーしました!