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Pixel 6aがAndroid 14 QPR1でWEBカメラ化(アプリ不要)!歪み減もスマートフォンが故の課題あり。

スマートフォンをWEBカメラ化するなら電力効率の高い高性能モデルが良さそう

私は2023年9月22日に、所有するPixel 6aを『Android 14 QPR1』にアップデートしました。Android 14 QPR1は通常配信される安定版とは異なるので、メイン端末へのインストールは止めておいた方が良いかと。

Android 14 QPR1では新たに『バッテリー情報』が追加され、充電サイクル回数の表示が可能に。実用性の高いデータですが、残念ながら現時点では初期化により数値がリセットされてしまいます。ここは改善して欲しいところ。

スマートフォンの充電サイクル回数が分かれば中古端末の信憑性が増す
Pixel 6aをAndroid 14 QPR1にアプデしたら『充電サイクル回数』の表示が可能に。ただし改善希望点も

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サイクル回数の表示に加え、目立ったアップデート内容をもう一つ。Pixelシリーズを『WEBカメラ』として使えるようになりました。

これまでも『iVCam』『DroidCam』といったアプリケーションをインストールすると、AndroidスマートフォンのWEBカメラ化は可能でしたが、あくまで『アプリの使用』が前提。

基本的に無料で利用出来ますが、一定の期間を過ぎると機能を制限されたり、高解像度を選択出来なかったりと制約あり。セキュリティ的な部分でも不安が『ゼロ』とはいい切れません。

Android 14 QPR1にアップデート後のPixel 6aをパソコンに接続すると、『USBの設定』の中に『ウェブカメラ』が追加されていました。

USBの設定

ウェブカメラを選択すると通知内に『タップしてウェブカメラを設定してください』と表示されるので、タップするとPixel 6aがWEBカメラとして起動します。

ウェブカメラサービス

今回はZOOMを利用して、WEBカメラ化したPixel 6aの動作を検証してみることに。

まずは一般的なフルHD解像度に対応するUSBカメラ(B08FX9MKFR:すでに販売終了で当時2千円程度)から。画質は悪くないですが、かなり歪んでいるのが分かるかと思います。

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USBカメラの映像

続けてPixel 6aの背面カメラ。画角が広がり歪みもなくなります。ただし画質に関してはUSBカメラの方が良い印象。デジタルズームにも対応しますが、元の画質がそこまで綺麗ではないので、現時点ではあまり実用的と言えないかも。

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Pixel 6a(リアカメラ)の映像

最後はフロントカメラ。リアカメラよりも画角は狭くなりますが、大きな歪みも発生せずに上々の画質。WEBミーティングなどではフロントカメラの方が活躍しそう。

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Pixel 6a(フロントカメラ)の映像

ただしスマートフォンをWEBカメラとして利用する上での課題的点も明らかに。

撮影時に画面を消灯することは出来ますが、カメラは動作しっぱなしの状態に。ある程度の負荷が継続するので、利用時間が長くなると発熱の影響か画質が粗くなる場面も。

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Pixel 6a(リアカメラ)の映像(画質低下)

今回利用しているPixel 6aはSocにTensor G1を搭載。Tensor G2を採用する『Pixel 7a』『Pixel 7』『Pixel 7 Pro』と比較して電力効率で劣ります。

また、10月4日にリリース予定の『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』は、GPU性能と電力効率が飛躍的に伸びるとの噂。WEBカメラとして使用した時のパフォーマンスが、Pixel 6aを大きく上回る可能性大。

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WEBカメラ化に関するアップデートは、『Pixelに向け』というより、『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』に合わせてリリースされる機能といった方が正しいかもしれませんね。今後もそういったアップデートが増えるのか!楽しみです。

※USB3.2 Gen 2に対応するケーブルしてUSBポート(USB3.1 Gen 2)に接続したところ、何故かWEBカメラとして認識されませんでした。原因は今のところ不明。

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Google Pixel 6aの主な仕様

Google Pixel 6a
SocGoogle Tensor

Titan M2™ セキュリティ コプロセッサ

容量
  • 6GB:128GB
電池4,410mAh(最大18W充電)
重量178g
画面
  • サイズ:6.1インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:60Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比:1000,000:1
  • 素材:ゴリラガラス3
  • 常時表示:対応
カメラメインカメラ

  • 解像度:1,220万画素
  • F値:1.7
  • 視野:77度
  • ピクセル幅:1.4µm
  • イメージセンサーサイズ:1/2.55インチ
  • 超解像ズーム:7倍
  • オートフォーカス:デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
  • 手ブレ補正:光学式

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • 画角:水平114度
  • F値:2.2
  • ピクセル幅:1.25µm
  • レンズ補正:対応

フロントカメラ

  • 解像度:800万画素
  • F値:2.0
  • 視野:84度
  • ピクセル幅:1.12µm
防水防塵IP67
オーディオ
  • スピーカー:ステレオ
おサイフケータイ対応
SIM nano SIM+eSIM

Google Pixel 6aにお勧めなSIM

  • 5G Sub-6: 対応バンド n1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 14 / 20 / 25 / 28 / 30 / 38 / 40 / 41 / 48 / 66 / 71 / 77 / 78
  • LTE: 対応バンド B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 14 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28 / 29 / 30 / 32 / 38 / 39 / 40 / 41 / 42 / 46 / 48 / 66 / 71
  • UMTS / HSPA+ / HSDPA: 対応バンド 1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8 / 19
  • GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)

docomoの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)、Band21(◎)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)、Band n79(×)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM

Softbankの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)、Band11(×)、Band28(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM

auの周波数帯対応状況

  • 4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band11(×)、Band18(◎)、Band28(◎)、Band41(◎)、Band42(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)、Band n78(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM

楽天モバイルの周波数帯対応状況

  • 4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
  • 5G(sub6):Band n77(◎)
楽天回線が使えるお勧め格安SIM

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