【必見】Pixel 8の『消しゴムマジック』で実際に色々消してみた!どこまで実用的に使えるかを検証。クラウド版と比較も

Pixel 8の消しゴムマジックを使えばアレもコレも消せちゃうのか?

Googleのスマートフォン『Pixel』シリーズで使えるAI機能と言えば、CMでもお馴染みの『消しゴムマジック』です。まだPixel端末を使ったことがない人は興味津々のはず。

しかし本当にCMみたいな感じで、魔法の様に不要なものを消し去ってくれるのか。今回は10通りの被写体を、実際に消しゴムマジックで消してみました。

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撮影と編集は、全てTensor G3を搭載する最新スマートフォン『Pixel 8』で行っています。まずは公園のベンチから。

ベンチ消す前

ベンチ消した後

影の部分も含まれるように選択しているのですが、うまく認識してくれず。不自然なカタチで残ってしまいました。不合格ですね。続いて鉄柵部分にのっていた枯れ葉を消してみました。

枯れ葉消す前

枯れ葉消した後

柵が少しかけてしまいました。惜しいと言えば惜しいですが、実用レベルとは言えず不合格。道際に置いてあった消火器はどうか。色の違いがハッキリしているので区別しやすいはず。

消火器消す前

消火器消した後

確かに消えてはいるのですが、塀と道路部分がグチャグチャに。何かが溶け出しているような。残念ながらこちらも不合格。これまでは不調が続く消しゴムマジック。お次は建物のドアに挑戦!

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ドア消す前

ドア消した後

厳しい目で見ればやはり不自然ですが、これまでの中では一番『マシ』と言えるのでは。縦のストライプが切れてしまっていなければ合格レベル。あと一歩といったところ。惜しいですね。続けて道路に落ちていた葉っぱ。これ位は余裕で消していただきたいところ。

葉っぱ消す前

葉っぱ消した後

ん!?一瞬目を疑いました。消しゴムマジックなのになぜか葉っぱが増えています。道路の凸凹と区別し切れなかったのでしょうか。アクシデントとして面白いですけど、消しゴムマジックとしての評価は0点!

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今のところ『消しゴムマジック』と呼ぶのが中々厳しい状況。そろそろ本気を見せてほしい。駐車場においてあったブロックを消してみました。

ブロック消す前

ブロック消した後

これは惜しい。白い線が端まで続いていれば合格です。なぜか途中から徐々に消えている。スマートフォンのディスプレイレベルなら意外とバレないかも?続けて不本意ながら、猫様も検証の対象に。

猫様消す前

猫様消した後

猫様は画像から居なくなりましたが、立体部分が平面的になってしまいました。AIが立体と平面を区別出来ていないということでしょう。続けて散歩道に設置してある車両禁止?の錆びた白い柵。これは難しそうだが・・・

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柵消す前

柵消した後

これまでの流れからいくと『大失敗』しそうな被写体ですが、奇跡的にそこまで違和感なく消せている。これは『消しゴムマジック!』と言えるでしょう。初の合格!この調子でどんどん消していきます。

朝顔消す前

朝顔消した後

朝顔の花を消してみました。消火器同様に色の区別がはっきりとしているのでうまく消えるかと予想するも、葉の再現性が絶望的。立体的に処理出来ないのが『不自然』と感じる原因になっています。最後はもう一度消火器に挑戦!

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消火器消す前

消火器消した後

消火器は消し去りましたが、ホラーちっくな仕上がり。繰り返しになりますが、立体的な処理を苦手とする部分が致命的。これがモバイル単体で処理する現段階での限界か。

Pixel 8、Pixel 8 Proでは、新たにクラウドを利用した『消しゴムマジック上位版』の様な機能を使えます。Googleフォトに画像をアップして『編集』から左下に表示される『虹色のアイコン』を選択。

編集画面

最初にうまく消せなかった公園のベンチに再トライ。一度で対象物が選択されない場合は、何度か囲めば認識範囲が広がります。おおよそ認識されたら消去を選択。

消しゴムマジック消去

記事が見つかりませんでした。

上位消しゴムマジック消去後

クラウド版消しゴムマジック使用

ベンチ消した後

通常の消しゴムマジック使用

ローカルで行っていた消しゴムマジックとは比較にならない完成度。ただし処理にはそれなりの時間(今回は20秒程度)を要します。それから、どの程度のデータ通信量が発生しているか未知数(今後検証予定)なので、モバイル環境では使いづらいのが正直なところ。

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トリミング

クラウド版消しゴムマジック使用画像の編集部分を拡大

編集した部分を拡大してみると、印刷物の様なドットを確認出来ました。スマートフォンのディスプレイサイズだと許容範囲ですが、パソコンのディスプレイ程度まで画面サイズが大きくなるとNG。

ちなみに、Photoshopの『削除ツール』を使用するとこんな仕上がり。こちらはローカル環境で完結します。消しゴムマジックよりも精細ですが、不自然は不自然ですよね。やはり完全に『消し去る』には、まだ技術の進歩が必要なのかと。

ローカル処理

Photoshopの削除ツール使用

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Pixel 8、Pixel 8 Proの主要スペック

Pixel 8 Pixel 8 Pro
Soc Google Tensor G3 Google Tensor G3
容量
  • 8GB:128GB
  • 8GB:256GB
  • 12GB/128GB
  • 12GB/256GB
  • 12GB/512GB
電池 4,575mAh(有線充電:最大27W 無線充電:最大18W) 5,050mAh(有線充電:最大30W 無線充電:最大23W)
重量 187g 213g
画面
  • サイズ:6.2インチ
  • タイプ:有機EL
  • 解像度:FHD+
  • 最大リフレッシュレート:120Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比較:1,000,000:1
  • 最大輝度:1,400nit
  • 素材:Corning® Gorilla® Glass Victus™
  • 常時表示:対応
  • サイズ:6.7インチ
  • タイプ:有機EL(LTPO)
  • 解像度:QHD+
  • 最大リフレッシュレート:120Hz
  • HDR:対応
  • コントラスト比較:1,000,000:1
  • 最大輝度:1,600nit
  • 素材:Corning® Gorilla® Glass Victus™2
  • 常時表示:対応
カメラ メイン(広角)カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.68
  • 視野:82度
  • 画素幅:1.2µm
  • イメージセンサーサイズ:1/1.31 インチ
  • 手ブレ補正:光学式、電子式
  • 超解像ズーム:8倍

超広角カメラ

  • 解像度:1,200万画素
  • 画角:水平114度
  • F値:2.2
  • 画素幅:1.25µm
  • レンズ補正:対応
  • オートフォーカス:対応

フロントカメラ

  • 解像度:1,050万画素
  • F値:2.2
  • 画角:水平95度
  • 画素幅:1.22µm
メイン(広角)カメラ

  • 解像度:5,000万画素
  • F値:1.68
  • 視野:82度
  • 画素幅:1.2µm
  • イメージセンサーサイズ:1/1.31 インチ
  • 手ブレ補正:光学式、電子式

超広角カメラ

  • 解像度:4,800万画素
  • 画角:水平125.5度
  • F値:1.95
  • 画素幅:0.8µm
  • レンズ補正:対応

望遠カメラ

  • 解像度:4,800万画素
  • F値:2.8
  • 画素サイズ:0.7µm
  • 倍率:光学5倍
  • 超解像ズーム:30倍
    手ブレ補正:光学式、電子式

フロントカメラ

  • 解像度:1,050万画素
  • F値:2.2
  • 画角:水平95度
  • ピクセル幅:1.22µm
防水防塵 IP68 IP68
オーディオ
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
  • 空間オーディオ:対応
  • スピーカー:ステレオ
  • ハイレゾ:対応
  • 空間オーディオ:対応
Bluetooth 5.3 5.3
Wi-Fi Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2×2+2×2 MIMO Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2×2+2×2 MIMO
おサイフケータイ 対応 対応
SIM  nano SIM+eSIM nano SIM+eSIM

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