Googleの最新スマートフォン『Pixel 8』『Pixel 8 Pro』では、クラウドAIを活用した編集機能を使えます。ローカル環境で処理が完結しないので、『Pixel 8、Pixel 8 Proが搭載している機能』とは言い難いですね。
同機能を利用する手順としては、まずGoogleフォトに画像をアップロード。アップロードした画像を開いて『編集』を選択すると、左下に見慣れない虹色のアイコンが追加されているはず。
虹色のアイコンを選択すると専用の編集画面が表示。目的の被写体を囲んで『消去』ボタンを押すと、高い確率で一般的な消しゴムマジック(ローカル処理)と比較にならないクオリティに仕上げてくれます(20秒程度かかる場合あり)。
満足のいく画像が完成(4パターンから選べる)したら右下の『✓』を選択。続けて『コピーを保存』をタップすると、ローカル環境にデータが保存されます。
素晴らしい機能であることは間違いないのですが、『アップロード』『クラウド上での編集』『ダウンロード』という3工程が発生するので、モバイル通信環境の場合は『データ消費量』に注意をしなければなりません。
-
実用的なデータ通信し放題が使えるお得な格安SIM達。mineo、楽天モバイル、LINEMO、UQモバイル、ahamo等
続きを見る
今回は実際に『5枚』の画像を編集して、どの程度のデータ量を消費するかを検証してみたいと思います。画像は先日『消しゴムマジック』の記事に使用したもの。ローカルとクラウドのクオリティ差にもご注目ください。
-
【必見】Pixel 8の『消しゴムマジック』で実際に色々消してみた!どこまで実用的に使えるかを検証。クラウド版と比較も
続きを見る
-
【実際に使ってる】月額990円で満足度が高いハイコスパSIM3選。固定費を削減したいなら通信業者を乗り換えるのが一番楽
続きを見る
約8MB~20MBと、画像によってムラがあります(元のデータサイズに依存)。今回は5枚編集して、合計で『約74MB』。ついつい何枚も試したくなりますが、標準音質(128kbps)のストリーミング音楽を15曲(1曲約5MBとして)聴ける程度のデータ量。
頻繁に使っていると『月間データ容量』を超えてしまう可能性もあるので、その点は十分にご注意を。今回の検証には、月額『990円(税込)』で利用可能なmineoの『マイそく(スタンダード)』を利用しました。
-
【驚安】mineoのマイそくはどんな人にお勧め?スーパーライト、ライト、スタンダード、プレミアムの特徴をプラン別に紹介
続きを見る
『我慢出来ない程時間がかかる』というわけでは無かったので、データ通信量を気にせずに安く同機能を使いまくりたい人にはお勧めです。
-
【困惑】Pixel 8、Pixel 7aを外部ディスプレイにキャストしようとしたらFire TV Stickを認識せず
続きを見る
-
Pixel 8、Pixel 8 Proの『7年間アップデート提供』に違和感。まずはSocの電力効率向上を実現すべきでは
続きを見る
-
Pixel 8(Tensor G3)で原神プレイしたらPixel 7aに近いゲームパフォーマンス。輝度が下がる現象も
続きを見る
-
【衝撃】Pixel 8(Tensor G3)のベンチマークを連続実測したら、2~3回目はPixel 7 Proを下回る
続きを見る
Pixel 8、Pixel 8 Proの主要スペック
Pixel 8 | Pixel 8 Pro | |
---|---|---|
Soc | Google Tensor G3 | Google Tensor G3 |
容量 |
|
|
電池 | 4,575mAh(有線充電:最大27W 無線充電:最大18W) | 5,050mAh(有線充電:最大30W 無線充電:最大23W) |
重量 | 187g | 213g |
画面 |
|
|
カメラ | メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
フロントカメラ
| メイン(広角)カメラ
超広角カメラ
望遠カメラ
フロントカメラ
|
防水防塵 | IP68 | IP68 |
オーディオ |
|
|
Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2x2+2x2 MIMO | Wi-Fi 6E(802.11ax): 2.4 GHz + 5 GHz + 6 GHz、2x2+2x2 MIMO |
おサイフケータイ | 対応 | 対応 |
SIM | nano SIM+eSIM | nano SIM+eSIM |
Googleに関連する記事
一覧はコチラから
-
【簡単】Pixel 8の『電池もち』を良くする『6つ』の方法。デメリットもあわせて解説
2023/11/21