今後Googleの検索結果が『更にひどくなる』と考える理由。2024年のコアアップデートが『共創』と『共倒』の岐路に。

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Googleの検索結果

2023年10月にGoogleが行ったコアリズムアップデート(コアアップデート)により、多くの情報配信媒体にとって最大の流入元となるGoogle Discoverに掲載されるドメインが激減。

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その事がきっかけで『運営困難』に陥るメディアが続出。その状況が2024年2月現在も続いています。

前回の記事で書いた通り、Google Discoverに掲載されているメディアは、ワード検索においても『上位に表示されやすい』という特性を持ちます。悪い言い方をすれば『ドーピング』しているアスリートの様なもの(これはメディア側が意図して行っていることではない)。

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ただしいくら最初に有利な状況で上位表示されても、その内容が『あまりに酷い』場合は、長期的には検索上位からどんどん落ちていきます。

少し時間が経てばまともな検索結果に切り替わるなら、それで良いじゃないか』と思うかもしれませんが、実際はそうではない。

Google Discoverからの流入と比較して、検索結果からの流入は極端な言い方をすれば『100分の1以下』です。また、時間が経過するほど情報というのは鮮度が落ちて『興味の対象』から離れていくのが通常。

先述している通り、今は『まともな情報が検索上位に表示される』までに時間がかかります。その頃にはその情報に対する全体的なアクセスが激減しているので、『Google Discoverに掲載されず最終的に検索上位に表示されている』メディアが運営を維持するというのは実質ほぼ不可能。

つまり今は『少し待てばまともな検索結果を得られる』状況かもしれませんが、時間が経過するほどその『まともな情報を提供しているメディア』が減り続け、最終的には『Google Discoverに掲載されているメディアのみ』が生き残ることになります。

Google Discoverが誕生する前は『検索結果至上主義』だったので、上位に表示されていれば『運営を維持する』事が出来ていました。しかし現状は『Google Discover至上主義』。ひと昔まえとは何もかもが違うのです。

上記のような状態は、Googleにとっても『良くない』と私は考えます。なぜなら、今後もっとも収益化しなければならない事業が『生成AI』だから。

生成AIが情報提供の分野において『完全自立』することは不可能。『まともな情報を得られる場所』を失ってしまったら、そのもの自体が機能しなくなります。

先日日本語のBardがGemini Proを搭載したので実際に使ってみましたが、その回答は現状ですらまぁ酷い内容でした(間違いだらけ)。思い返せば、Google翻訳がまともに機能するようになったのも『つい最近』の様な気がします。

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幅広い分野において正しい情報を表示する』というのは『英語を日本語に翻訳する』よりも遥かに難しいこと。『まともな情報を提供するメディアが激減する』といった状況は、本来絶対に避けなければならないのです。

共創』の時代に立ち戻るか、それとも方向性を変えずに『共倒』を加速させるのか。2024年はその岐路となるでしょう。

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