日本市場に『1万円台』で投入されたRedmi 9T。これまで1万円台で買えるスマートフォンと言えば『すぐに電池がなくなる』『長い時間使っていると画面が固まって落ちる』など、買わない方が良いレベルのものばかり。しかし Redmi 9Tの場合は違います。
Xiaomiが日本に参入したのは2019年。まだ1年足らずしか時間が経過していません。しかし設立されたのは2010年と10年以上前。その頃からスマートフォンを作り続けています。
2018年5月にリリースされたRedmi S2はRedmi 9Tと同程度の価格で発売されており、当時は同じような位置づけでした。すでに発売から2年半以上経過していますがアップデートはしっかりと行われ、最新OS『MIUI12』を利用する事が可能。今でも使おうとすれば使えてしまうRedmi S2ですが、Redmi 9Tとのスペック差はやはり相当なもの。
Xiaomi Redmi 9T | Xiaomi Redmi S2 | |
---|---|---|
Soc | Snapdragon 662 | Snapdragon 625 |
容量 | 4GB/64GB(LPDDR4X + UFS 2.1) | 3GB/64GB(LPDDR3 + eMMC 5.1) |
電池 | 6,000mAh | 3,080mAh |
重量 | 約198g | 約170g |
画面 | 6.53インチ(フルHD+、液晶) | 5.99インチ(HD+、液晶) |
素材 | ディスプレイ:ゴリラガラス3 ボディ:プラスチック |
ボディ:プラスチック |
カメラ | 【メインカメラ】
解像度:4800万画素 F値:1.79 焦点距離:26mmm センサーサイズ:1/2.0 画素サイズ:0.8µm 1.6μm 4-in-1 オートフォーカス:PDAF 【超広角カメラ】 解像度:800万画素 視野角:水平120度 F値:2.2 センサーサイズ:1/4.0 画素サイズ:1.12µm 【深度測定カメラ】 解像度:200万画素 【マクロカメラ】 解像度:200万画素 |
【メインカメラ】
解像度:1200万画素 F値:2.2 画素サイズ:1.25µm オートフォーカス:PDAF 【深度測定カメラ】 解像度:500万画素 F値:2.4 |
ディスプレイはHD+からフルHD+へと高解像度化。Redmi S2が発売された頃は、フルHD+と言えばワンランク上の扱いでした。さらにサイズも0.5インチ大型化。情報の見やすさが格段に向上しています。
高解像度化は消費電力が上がるというデメリットもありますが、Redmi 9Tの電池容量は6,000mAhと約2倍。Socやストレージの省電力化も進んでいるので、駆動時間が短くなっているという事は絶対にありません。
SocはSnapdragon 625からSnapdragon 662へ。Snapdragon 662も内容的にはそこまで最新のスペックとは言えませんが、625と比較すると確実に進化しているのは間違いなし。Antutuのベンチマークスコアでその性能差を検証してみました。
Redmi S2が『98878』でRedmi 9Tは『183745』。この結果から大体2倍程度性能が向上している事が明らかに。GPUに関しては3倍以上と顕著です。最近の3Dゲーム、Redmi S2では間違いなく遊べないですね。試すのも気が引けます。
続いてはデータの移動やアプリケーションの読み込み速度に影響を与えるストレージのスピードについて。Andro Benchでチェックしてみましょう。
Redmi S2はストレージに『eMMC』を採用。 eMMCはUFSより性能が低く、かつ電力消費も高め。Redmi 9Tが採用しているUFS2.1では速度の向上に加えて低消費電力化も行われています。
カメラ性能はどうでしょう。Redmi S2は『1万円台なのにポートレートモードが使える』というのがウリでした。
この写真を撮った時は画質に満足していましたが、今見ると全体的にややボヤケている印象。背景のボケも不自然な箇所がチラホラ。2021年の1万円台スマホRedmi 9Tは被写体の認識精度が上がり画質がシャープに。グレードがワンランク上になった印象です。
そして何より夜景モードの搭載が大きいですね。最近でもミッドレンジは夜景モードの非対応が珍しくありません。Redmi S2もポートレートモードが限界です。夜景の画質は上を見ればキリがありませんが、この価格帯のスマートフォンで人に見せられるレベルの夜景が撮れるというのは、やはり目覚ましい進化の一つと言えるでしょう。
2年半で画面は高解像度化し、Soc性能、ストレージ速度が2倍程度に向上。駆動時間は長くなり、さらにカメラ画質が大幅にアップ。もし2年程度前に購入した安いスマートフォンを『壊れてないから』という理由で今も使い続けている人がいたら、Redmi 9Tへの買い替えを全力でオススメします。
Xiaomi Redmi 9Tに関連する動画
Xiaomi Redmi 9Tを購入可能な店舗
Amazon、楽天市場、OCN モバイル ONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル
Xiaomi Redmi 9Tに関連する記事
-
1万円台、2万円台で購入可能なソコソコ使えるMotorola、Xiaomi、OPPOのSIMフリースマートフォン9選。
-
【Xiaomi編】1万円、2万円、3万円台で買えるスマートフォンの違いとは。価格が上がるとココが変わる。どこまで必要?
-
奇跡が起きた!シャオミの最安スマホRedmi 9TがMIUI 12.5 Enhancedにアプデ!メモリ増設機能も追加
-
Xiaomiがセキュリティ&OSアップデートスケジュールを公表!1万円台のRedmi 9TはAndroid12対応予定
-
moto g30、Redmi 9T、moto g8 powerの処理能力、画面性能、電池もち、データ読書速度を実機比較!
Xiaomi Redmi 9Tの仕様
Xiaomi Redmi 9T | |
---|---|
Soc | Snapdragon 662 |
容量 | 4GB/64GB(LPDDR4X + UFS 2.1) |
電池 | 6,000mAh |
充電 | 最大18W 逆充電:最大2.5W |
重量 | 約198g |
画面 | 6.53インチ(フルHD+、液晶) |
素材 | ディスプレイ:ゴリラガラス3 ボディ:プラスチック |
カメラ | 【メインカメラ】
解像度:4800万画素 F値:1.79 焦点距離:26mmm センサーサイズ:1/2.0 画素サイズ:0.8µm 1.6μm 4-in-1 オートフォーカス:PDAF 【超広角カメラ】 解像度:800万画素 視野角:水平120度 F値:2.2 センサーサイズ:1/4.0 画素サイズ:1.12µm 【深度測定カメラ】 解像度:200万画素 【マクロカメラ】 解像度:200万画素 |
センサー | 近接センサー 、周囲光センサー、加速度センサー、電子コンパス 、振動モーター、赤外線ブラスター |
ハイレゾ | 対応 |
スピーカー | ステレオ(デュアル) |
対応バンド | 【2G GSM】 B2/3/5/8【3G WCDMA】 B1/2/4/5/6/8/19【4G TDD-LTE】 B38/40/41【4G FDD-LTE】 B1/2/3/4/5/7/8/ 18/19/20/26/28 |
Xiaomi Redmi 9Tにお勧めな格安SIM
[st-card id=66589 label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” fontawesome=”” readmore=”on”]
docomoの4G/5G周波数帯対応状況
4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band19(◎)
docomo回線が使えるお勧め格安SIM
Softbankの4G(LTE)周波数帯対応状況
4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band8(◎)
Softbank回線が使えるお勧め格安SIM
auの4G/5G周波数帯対応状況
4G:Band1(◎)、Band3(◎)、Band18(◎)、Band41(◎)
au回線が使えるお勧め格安SIM
楽天モバイルの4G/5G周波数帯対応状況
4G:Band3(◎)、Band18(パートナー回線)(◎)
コメント